アルミ遮熱材 EGR コスト回収シミュレーション
板金工場の例を元に算出するアルミ遮熱材「EGR」コスト回収シミュレーション


工場面積 800㎡
1.屋根構造と各材料の熱伝導率
| 設置場所 | 材料 | 厚さ | 熱伝導率 |
| 屋外 | 折板 | 0.8mm | 41.32(一般のカラー折板鉄板) |
| 屋外 | ペフ | 4.0mm | 0.03(最新のPE断熱材の値) |
| 屋外 | アストロフォイル | 8.0mm | 0.043(アストロF) |
| 屋内 | - | - | - |
2.熱貫流率(K値)
①屋外表面での待機との境膜抵抗:0.05
②屋外表面での待機との境膜抵抗:0.10
- Ⅰ アストロフォイル取付前のK値(Ka値)
- Ka=1/{0.05+(0.0008/41.32)+(0.004/0.03)+0.10}=3.529
- Ⅱ アストロフォイル取付後のK値(Kb値)
- Kb=1/{0.05+(0.0008/41.32)+(0.004/0.03)+(0.008/0.043)+0.10}=2.130
3.屋根からの侵入熱計算(夏場の日射がある場合)
①折版屋根の表面温度 57.9℃
②アストロフォイルの表面温度 46.8℃
③室内温度を27℃と仮定
侵入熱量(E)=熱貫流率×伝熱面積×内外温度差(屋根表面温度-室内温度)
- Ⅰ アストロフォイル取付前の侵入熱量(Ea)
- Ea=3.529×800×(57.9-27)=87,237kcal
- Ⅱ アストロフォイル取付後の侵入熱量(Eb)
- Eb=2.130×800×(46.8-27)=33,739kcal
87,237kcal-33,739kcal=53,498kcalとなり
53,498kcal/87,237kcal=0.613
つまりアルミ遮熱材「EGR」導入により、
屋根からの侵入熱を61%強削減できる事になります。
4.夏季の省エネルギー効果(エアコンでの電力削減計算値)
- 1kWh=850kcal
- 運転時間 8H/日 25日/月 夏季3.6ヶ月間運転
- 1kWh=13円
- 晴天率70%と仮定
(53,498/850)×8×25×3.6×13×0.7=412,375円の削減が期待できる。
5.屋根からの放出熱計算(シミュレーション)
①折板屋根の表面温度とアストロフォイルの表面温度差 11.1℃
②室内温度を20℃、外気温7℃と仮定
放出熱量(E)=熱貫流率×伝熱面積×内外温度差
- Ⅰ アストロフォイル取付前の放出熱量(Ea)
- Ea=3.529×800×(20-7)=36,702kcal
- Ⅱ アストロフォイル取付後の放出熱量(Ea)
- Eb=3.529×800×(20-11.1-7)=3,238kcal
36,702kcal-6,238kcal=33,464kcalとなり
33,464kcal/36,702kcal=0.911
つまりアルミ遮熱材「EGR」導入により、
屋根からの放出熱を91%強削減できる事になります。
6.冬季の省エネルギー効果(エアコンでの電力削減計算値)
- 1kWh=850kcal
- 運転時間 8H/日 25日/月 冬季5.5ヶ月間運転
- 1kWh=12円と仮定
(33,464/850)×8×25×5.5×12=519,676円の削減が期待できる。
7.費用対効果
- 設備投資金額 4,500円×800㎡=3,600,000円
- 年間電気料金削減量 412,375円+519,676円=932,051円
投資回収期間 3,600,000円/932,051円=3.86となり、
アルミ遮熱材「EGR」導入コストは、
約3年10ヶ月で回収可能となる。
8.年間CO²削減量
東京電力の排出係数 0.382(kg-CO²/kWh)を用いると
75,028kWh×0.382=28,660
アルミ遮熱材「EGR」導入により、
28.6t強の温室効果ガスの削減効果があります。
※このアルミ遮熱材「EGR」コスト回収シミュレーションは板金工場の屋根に施工した板金工場を基に算定いたしましたが、あくまで理論値による算定です。また、壁面や窓ガラスの状態で電力削減量に差がありますので、注意してください。
